遺伝子と易経

「(遺伝子の)コードはホモフォニック(同音旋律的)な暗号なので、アミノ酸の連続は、暗号化される事が出来ます。」
- 数学者、ジョン C. キングとデニス R. バ―ラー

人間の遺伝子は、コンピューティングの複雑なアルゴリズム(算法)、より高度で次元的な物理学と数学、そして生命の生物学と意識の形而上学が全て、複雑で、暗号化されたメニュエット(舞台)で出会う処です。ですがこの複雑性の全てが始めから、隠れたエリートによって人工的に創造されたと言う証拠はあるでしょうか?太古の時代において、恐らくアジェンダ(目的)と共に、隠れた手が働いていた事を証言する「コードの中のコード」の証拠はあるでしょうか?

奇妙にも、それはあり、そしてそれはとても奇妙で予想外の場所から起源し:太古の中国で、そしてそれはその変化の書、易経です。それにおいて、メソポタミアとその太古の神話とのもう一つの奇妙な関連性があり、そして更なるもう一つのアジェンダの可能性が見え隠れします。

幾らかの生物学者達と遺伝子学者達が奇妙な事に気付いたのは、人のゲノム(染色体の一組)の2重の螺旋と基本的な構造を発見した後で、実際にそれは奇妙過ぎて、偶然とチャンスの法則の全てに反した:遺伝子の構造と、太古の中国の易学のシステム、易経の構造との強い類似性でした。

易 経は、「私達の理解に対抗する自然への見識を通して」紀元前3000年に、伏羲によって発見されました。実際に、易学の効果的な道具の思いもよらない発見 には、偶然以上の更なる何かがあるかも知れないのは、私達の理解へのこの対抗のためで、私達が目撃する様に、易経への隠れたシュメールとの関連があるかも知れないためです。

しかしながら、この驚きの関連性を理解するために、私達は易経自体の構造の基本的な理解を持たなければならず、そして遺伝子の基本的な構造と、横に並べて見なければなりません。

それらの情報の3つに分かれた構造を持つ、遺伝子のコドン((アミノ酸配列を決定するmRNAの3塩基配列)と同様に、64個 のシンボルの易経のシステムは、トライグラム(3文字)と呼ばれる単純な構造によって造られ、それらは3つの線のコンビネーションです。その線は、一本 か、途切れているかです(i.e. -/- -)その様なトライグラムが8つあり、そして易経においてこれ等の象形は、ドイツの易経学者ウィルヘルムの言葉を借りると、「天と地における全ての現象 (森羅万象)の象形で、」そしてその様なものとして、運動にある存在の傾向の体現です。それらが表わすのは「客観的な存在では無く、機能です。」易経が、 遺伝子ととても類似した方法で機能するのは、言い換えると、その2つのシステムにおいて与えられた内在的な、プログラムされた指示の特定のセットで、その 人の可能な行動を両方が描写するためです。易経と遺伝子の間のこれ等の類似性の全てを与えられ、遺伝子学者のグンサー S. ステントはこう書きました「それ(易経)と遺伝子コードの間の一致は、驚き以外の何ものでもありません。」実際にそれは驚き過ぎて、それが統計学的な偶然 である可能性はとても少ないです。易経は、実際に、遺伝子の「もう片方の半分」として見られます。

これが意味するのは、太古の時代において誰かが何かを知っていて、伏羲が易経を発見したのでは無く、むしろ、太古の中国は確かに遺伝子コードの先進的な知識を持っていなかったので、易経は何らかの失われた文明とその科学の遺産であった可能性が派生すると言う事です。前章において検証された太古の文献から、既に見られたのは:アヌンナキでした。

こ の見解の上で、易経は「可能性の微積分学」に成り、「連続的な出来事」のそれ自体の形態/位相数学(トポロジー)と共に、そして更に、それぞれの人が構成 要素である宇宙的な意識の一種を示唆する、それらの出来事のカタログの、「サイキ的なコンピューター」の一種です。実際に、その物理的な媒体(エーテル) は、特定の感覚において意識的に成るだけでは無く - とても現代的な物理学の見解とのもう一つの劇的な平行線において - 情報を創造している媒体で す。これは宇宙を、全ての物事の根底にある、三連構造の上に基づいた「巨大な生命体」にし、そしてその媒体自体における直接の参加として理論化された実 施、タントリック・セックスの土台にさえ成ります。

易経と遺伝子の間の一致の強く、そして偶然的以上の本質は - そして私達は少しだけ しか未だ調査をしてませんが - その2つを見ていると、私達は実際に、その昔、より高度で秩序的な統一性において存在していた、失われた科学の欠片を見ているのかも知れないと言う、可能 性を浮上させます。この見解において、現代の遺伝子学と易経自体が両方とも、より高度で秩序的な統一性の、退化した遺産です。

此処で述べられた事が与えられると、その「より高度に構築された秩序」とその性質の幾つかを私達は推理出来るかも知れず、そしてその性質は:(1)それは最初に類推的な本質で;(2)壊れた均整から、その媒体において情報を創造し;(3)それ自体の「トーションの瞬間」、または回転的な特徴を持つでしょう(遺伝子の螺旋の螺旋的な性質に鏡写しされています)。

これは、人のもの以外の遺伝子が行わない方法で、人の遺伝子が物理的な媒体、またはエーテルと共に直接インターフェース(境界面)すると言う事で、特定の観点から人をとても強力な生き物にし・・・そして危険であり、少なくともメソポタミアの伝説の中で、神々が人を創造した後に、人を絶滅させようと試みた事実を説明するかも知れません。「人」は、言うなれば、物理的な媒体の容姿のイメージで造られました。

ですが私達が此処において明らかに見ているのは、太古の時代の以前に既に「太古」だった時代における誰かに よって理解された構造的な統一性のより高い秩序で、そして私達は既にその様な知識と科学が由来した処を提案し、それは:アヌンナキで、そして故に易経とメ ソポタミアの太古の文化の間には、何らかの関連性があるかも知れないと言う事です。その問いは、それが何であるかです。

[中略]

易経と運命のタブレット(板状の物体)の間には、もう一つの可能な関連性があり、そしてそれは物理学から直接起因します。私達が此処まで続いてきた本、易経と遺伝子コードを書いたマーティン・ショーンバーグは、近代の量子と原子の物理学の発達まで知られていなかった、または推測されていなかった易経の奇妙な特徴を記述します:

1 knowledge iching mandala

「回 転の自然的な方向は時計回りで、年の連続を表します。しかしながら、来るであろう事を知るには、後ろ向きの運動に頼ると言うのは私達にとってとても奇妙で す。私達が「後ろ向きの」運動、時間の反転、プラスとマイナスのチャージされた粒子の消滅と現れ、そして未来の状態の計算は、反時計回りの回転が提案され るまで、西洋科学において私達はとても長い探求を有しました。実際に私達がそれを見つけたのは原子物理学の結果と理論、そして遺伝子の2重螺旋に辿り着い た時でした。自然科学における、その中間にある数千年の間、プラスとマイナス、時間の反転、レトログレードの運動、時計回りと反時計回り、エネルギーの物 質への変格は - 易経の自然哲学においてを除いては、触れられませんでした。(神々は必要ではありませんでした!)」

「易経の空間一時 性( spatiotemporality )の教義によると、主要なトライグラム(右向きに読む「世界」)の8つの種から解きほどかれる、後ろ向きの道が、故にあるべきで、出来事の自然的な秩序と は対照的に、それを通して種が認識される事ができ、過去は理解され、そして未来の、法則に統治された発達は予測され - 主要なトライグラムとそれらの 64個のコンビネーションに沿って、自然の道への彼の直感的な洞察を通して、賢明な人にその道は開かれます。」

[以下省略]

「有(有形の現象)」から永遠の「無(本質)」へ ――『易経』、DNA、そしてThomas Schönauerの作品に共通するもの――

「 ・・・古代中国に『易経』という書物があります。これは現存する最も古い書物のひとつであり、絶えず変化する宇宙の森羅万象を支配する一定不易の法則 (道)を説いています。この書物の中で語られているのは、神々の物語や英雄伝説ではなく、「陰」と「陽」という2つの対極をなす根源力ウアクラフト(太 極)が無限に変化するさまであり、そして、この陰陽を説明原理として天地の法則が明らかにされます。その体系性には驚くべきものがあります。

「『易経』では、宇宙の原初状態は「━」(陽)と「▬ ▬」(陰)の線を3つ組み合わせた8種類の記号、すなわち、八卦(乾ケン☰、兌ダ☳、離リ☲、震シン☳、巽ソン☴、坎カン☵、艮ゴン☶、坤コン☷)で表わ されます。この八卦は韓国の国旗(太極旗)に見られるように国家の象徴として使われることもあります。この旗の中央にあるのは太極円(太極文様)で、陰と陽がひとつになった万物の根源――天地未分の太極の中に陰陽が生じている様子―― を描いています。その太極円を取り囲むように八卦を代表する4つの記号(四卦、四象)が配置されています。☰(乾)は創造性、すなわち「天」を、☷(坤) はすべてを受け入れる大地を、☲(離)は「火(日)」を、☵(坎)は「水(月)」を表わします(残りの4つの記号☳(震)、☴(巽)、☶(艮)、☳(兌) は、それぞれ雷」、「風」、「山」、「沢」を表わします)。そして、太極円を中心にして、「天(空気)」と「地(土)」、「火」と「水」がそれぞれ向き合っています・・・

「・・・ さて、人類による科学上の偉業のひとつに、遺伝子情報を解読する鍵となるDNAの発見があります。これは現代における最新の科学的研究がもたらした新たな 宇宙創造の物語と見なすことができるでしょう。1953年の発見から時を経ずして、ひとりのドイツ人医師がDNAと『易経』との類似点を指摘しました。古 代中国の『易経』に見る世界像と現代科学の粋とも言うべきDNAモデルがその根本において似ているという主張です。『易経』とDNAモデルでは、すべての 生命の生成消滅過程が3つの文字を組み合わせた64個の記号で再現されます。自然をあるがままに観察した『易経』では陰と陽の二極が使われていますが、鎖 状の分子が互いに絡み合う構造――二重らせん構造――をしているDNAモデルではプラスとマイナスの二極がベースになっています。

「 宇宙の森羅万象を構成する『易経』の六十四卦のように、DNAコードも生命の構成を設計します。『易経』とDNAモデルは、無限に変化していく生成・発 展・消滅の過程の中で、ひとつの変わることのない法則が存在することを示した点で共通しているのです。下の図は、らせん構造を持つDNAモデルの一番上の 4つのはしごの部分と『易経』の文様(世界鍵)を組み合わせたもので・・・」
http://www.angel-zaidan.org/media/yukei_kara_mu/Lytton2006_10_jpn.pdf

その8、DNA と『易経』(上)
https://www.kanshinko.ac.jp/voice/column/18.html

(下)
https://www.kanshinko.ac.jp/voice/column/19.html

I-Ching & DNA(易とDNA)
http://ciarchives.nemachinotsuki.com/i-ching_DNA.html

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